「過去を振り返るな」なんて言われましても
過去を振り返らないと自分が幸せであることを忘れてしまいます。
半年くらい前に、中学時代お世話になった塾長に「過去は振り返ったらいけないよ、nullさんの人生はこれから沢山のことが待っているんだから、過去なんて振り返ったらいけない」
と、言われました。
確かに、高校生活で十分ポジティブになった。ご飯が美味しくて友達に恵まれることがどれだけ素晴らしいかということも分かった。
だから、私はもう、過去を振り返る必要はないのかもしれません。けれど根本的な所で私はまだネガティヴであり、どこかに劣等感を抱いている気がする。劣等感を埋めるにはどうしたらいいのだろう、と高校生活中に考えていた。一つ、賢くなること。二つ、ありのままの自分自身を愛せるようになること。私は前者を選んだ。
しかし高校生活で埋めたはずの劣等感はまた新しい劣等感を運んできた。きっとこの応酬に終わりはないのだ。私がありのままの自分自身を愛せない限り一生続いていくものだ。きっと私は疲れてしまう。そんな風にいるよりは自分を愛する方法を模索する方が有意義である。
そして、題名にもどるが、私が自分自身を愛するために一番手っ取り早く効果のある方法は過去を振り返ることである。
今日はまたいつかこの記事を覗く、自分に自信のなくなった自分のために思いつく限りの昔の話を書く。
正直今となっては私自身当時の思考回路や希死念慮が如何にして生まれたかを説明することはできない。忘れてしまったのだ。
しかし、きちんと鬱病していた時期に私が1日の1秒も「やっぱりあと数時間だけ生きてみよ」と思ったことは一度もないということだ。
本当に、朝から晩まで死にたい、もしくは生きて生きたくないと思っていた。今となれば頭のおかしい話だと思う。